セカンドオピニオン(2)セカンドオピニオンのやり方と実例
2015.11.25更新
東京都豊島区の池袋エリアの法律事務所で
主に城北エリアを中心に弁護士の活動をしております、野澤吉太郎です。
法律相談のセカンドオピニオンの実例について、
差し障りない範囲で書きます。
1 セカンドオピニオンの実例
案件の途中で弁護士を交代し、途中から案件をすることについては、
私も担当したことがありますが、
連続性が途絶えることにはリスクが伴います。
交代にリスクがある場合は、継続的にご相談者にアドバイスして、
様子を見ていきます。
受任している弁護士の方は、
私がセカンドオピニオンを与え続けていることに、
知るよしもありません。
例えば、バンクミーティングにおいては、
弁護士の出頭だけでは金融機関は満足せず、
本人の出頭と説明を求められていました。
私はご本人にアドバイスをしたことがあります。
連帯保証を外すかどうか、という議題になったときに、
推察を重ね、こういう言葉を直接伝えれば、
相手(金融機関)の心に響くのではないか、
何か動いてくれるかも知れない、という点を見つけ出し、
ご本人にアドバイスを行いました。
すったもんだした挙げ句、6,7社くらいの金融機関から、
保証債務(総額ウン十億円)の全部について、
連帯保証を外していただいたことがあります。
2 セカンドオピニオンのやり方
私は一度も表に出なかったのですが、
ご本人の話だけから状況を打開するアドバイスを行い、
一応の成功を収めたので、それなりに良い経験をさせていただきました。
性格が悪いかも知れませんが。
何が何でも受任するのではなく、
ご相談者にとってよりよい方式をとることが重要です。
それでセカンドオピニオンの提供者の仕事が成り立ちうるのであれば、
別に問題はありません。
上記のような例もありますので、あまり難しく考えず、
お気軽にセカンドオピニオンをお求めいただければと思います。
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野澤吉太郎法律事務所
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