野澤吉太郎法律事務所 弁護士 野澤吉太郎

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法人設立ワンストップサービスについて(その6) ~法人の設立について②~気を付けるべき点

2023.09.15更新

東京都豊島区の池袋エリアの法律事務所で弁護士をしております、

野澤吉太郎です。

 

定款を作成するときによく考えておくべきことがあります。
資本金額  1000万円未満にするか以上にするか。

      税制が変わります。

会社名   これは発起人によく考えていただきます。
本店    物件を借りられないといけませんが、

      家主さんに承諾してもらう必要もあります。 
事業の内容 大事なところを入れ込んでいただければ、

      あとは関連する事業を入れ込んで
      いく感じです。許認可が必要な事業については

      慎重に内容を決めなければなりません。
発起人の数
取締役人数
機関構成  取締役会や監査役を設置するかどうか。
任期    何年にするか。
決算期   初年度を何月何日までにするか。

 

ここでは、実に重要なことを決めています。
実務上はイメージ先行で、

あっけなく決まってしまうことが多いです。
最初から念入りに考えることは実は難しいからです。
業務上よく用いるひな形のフォーマットにあてこもうとすれば、

いくらでも簡単に作成することが可能です。

あまりよく考えないまま作成してしまうこともあり得るところです。

 

設立は、その気になれば思い立ってから1週間くらいで登記申請まで済ませてしまうことができます。

そのため、逆に拙速にやり過ぎて、後で何かを修正するのに苦労してしまうことがあります。
専門家が関わるときは、きちんと相談のプロセスを外さないで進めていく必要があります。

投稿者: 弁護士 野澤吉太郎