顧問弁護士(1)顧問弁護士に相談する意味
2015.11.08更新
東京都豊島区の池袋エリアの法律事務所で
主に城北エリアを中心に弁護士の活動をしております、野澤吉太郎です。
今回は、顧問弁護士に相談する意味について書きたいと思います。
1 顧問契約を締結する意味
顧問弁護士というと、企業活動の中で法律上の不明点が出てきたときに、
随時質問する、裁判沙汰になったら依頼するというのが、
よく見受けられるタイプであったと思います。
悪く言えば場当たり的なところがあります。
多くの場合、特に相談がなくとも、月々の顧問料が発生しますので、
弁護士にとっては定期的な収入になるというメリットがあります。
コンサルタントの端くれになったからかもしれませんが、
私自身は、それでは物足りないと思っています。
必要があれば、会社の業務執行そのものについても、
ご意見を申し上げられるようにすべきと考えています。
そのことを意識して、会社に定期的に顔を出すようにしています。
会議などに出席することもあります。
2 顧問契約に関する私の考え方
顧問料は、関与の度合いによって変えていただいているものの、
いろいろなテーマにどんどん首をつっこんでいくと、
割に合わない仕事になっていくかもしれません。
しかし、ご縁を感じたお客様の場合には、
誠心誠意努力することのほうが重要です。
もちろん、政治的なテーマ(人事、投資など)に
過度に首をつっこんでいくと、
弁護士に対する信頼感が損なわれますので、
仮にそのようなテーマについて判断をする場合であっても、
公正さを忘れないようにしなければなりません。
経営者であれ、従業員であれ、ラインの上下を問わず、
その企業に属して働いておられる方のお役に立つような仕事をしたい、
と考えています。
顧問契約に関する考え方を簡単に書くと、以上のとおりです。
このブログをご覧になって、関心を抱かれた会社様におかれましては、
顧問契約をご検討いただければと思います。
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