人事評価制度とは(1)人事評価制度の目的
2015.11.18更新
東京都千代田区の半蔵門・麹町エリアの法律事務所で弁護士をしております、野澤吉太郎です。
今回は、人事評価制度について書きます。
1 人事評価制度の策定の必要性
前回、労働問題(2)において、
早い時期から労使紛争の芽をつぶすことが重要だと書きましたが、
さらに大事なことは、
適切な人事評価制度を策定することだと考えています。
従業員の方々が、何によって評価されているか分からないまま
働いているケースは、意外と多いように思います。
従業員が何を目指せば良いかが不明確であると、
フラストレーションがたまり、士気も落ちます。
外で会社の悪口をいう人は沢山おり、
そのことは、この国では一つの文化のようになっていますが、
本来、おかしな話です。
適切で説得性のある評価の仕組みを構築できれば、
会社に対して不満を持つ方の割合も減ってきます。
意欲をもって働いていただき、
それによって会社の業績が向上すれば、待遇に反映させることもできます。
そのような方向性を目指すことが非常に重要なことです。
2 私の活動
多くの大会社には人事部が存在していますが
(正しく機能しているかどうかは会社によりますが)、
中小企業においては、
人事部の機能が存在しない場合が多く見受けられます。
どういう人材が、何人必要で、そのために何をすればよいか、
どうやって従業員のレベルを上げることができるか、
それらの方法論を構築するお手伝いができるようになるのが
私の目標の1つであり、現に実践しております。
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