顧問弁護士(7)社内の交流の必要性
2015.12.29更新
東京都豊島区の池袋エリアの法律事務所で
主に城北エリアを中心に弁護士の活動をしております、野澤吉太郎です。
これからの顧問弁護士のあり方についてもう少し考えてみたいと思います。
1 「非常勤企業内弁護士」
顧問弁護士(4)のブログで、「非常勤企業内弁護士」という考え方について書きました。
繰り返しになりますが、
企業の発展を願うのであれば、その企業に足を運び、
企業内で一緒に汗を流すことが、最もよい方法です。
本来のニーズは法務部に限られるものでもなく、
総務部、人事部、経営企画室、内部監査室、EC部門、営業部など、
いろいろあると思います。
ビジネスを組み立てる仕事それぞれにニーズがあります。
2 社内の交流の必要性
新しい活動領域を広げるためには、
とにかく顔を出すことが重要だと実感しています。
飲み会などもできるだけ出て、社内の会議にも出させていただいて、
社内研修の講師になったりするなどすることが重要だと思います。
経営陣のみならず、セクションを問わず、
従業員の方に認知していただくため、
交流の機会を活用することが重要だと思っています。
特に、法務機能が手薄な会社では、
各部署から弁護士に連絡することにためらいがあったりします。
そうした方々にも、少しずつ、認知していただくことが必要です。
ある程度近しい関係でも、知らない間に、
自分のできる領域の相談が、他に回っていたりすることは多々あります。
例えば、主に国内で事業を展開している会社が,
新たに海外に進出するときなどです。
そうした仕事を1つ1つ拾っていくことが、
信頼関係を増していくきっかけになると思っています。
近しい関係でも、お互いに忙しいと、
弁護士の取り扱い業務が何について詳しく説明する時間は、
意外とないものです。
ブログによる情報発信も有益だな、と感じています。
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野澤吉太郎法律事務所
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